多くの有料アダルトサイトが動画ダウンロードサービスを廃止

カリビアンコムや一本道などの有名アダルトサイトをはじめとして、他にも大半のサイトが「動画のダウンロードシステム」を廃止している動きがあります。以前と同じようにダウンロードシステムを継続しているアダルトサイトも未だ存在していますが、それらのアダルトメディアはさして人気サイトとは言えない節があることもまた事実。知名度や人気度がそこまで高くない分、動画のダウンロードサービスを続行できているのか、あるいは他になにか理由があるのか、その点についての詳しい事情まではわかりかねますが、現状を見る限り、サイバー空間における「アダルト」という分野はそのような状況下にあります。

これまでは当たり前だった動画のダウンロードを廃止、その理由は海賊版による悪影響からです

インターネットという途方もなく広大な空間にて多くのアダルトユーザーから絶大な支持を得てきた有料アダルトサイト。ですが、現状は厳しいものがある。それというのも、“すべてはネット上にて身勝手なまでに違法アップロードを繰り返す輩”による悪影響から生じた結果です。要するに「海賊版サイト」これに他なりません。無論、それらの海賊版ポルノサイトでは”１円もお金を払わずに無料でアダルト動画の視聴ができます”

無料ポルノサイトと聞いて、すぐに思いつくのはPORN HUBやXVIDEOS、またXNXX.COMなどかもしれませんが、これらのウェブサイトにアップロードされている動画はほとんどが再生時間が短い。つまり、動画自体を始めから終わりまで余すところなく公開しているわけではありません。いうまでもなく、アダルトユーザーが求めている動画はサンプルムービーのような短い動画ではなく「フルレングスの動画」であるはず。
ネット上で著作権を無視して、動画を違法にアップロード（公開）しているポルノサイトは上記にあげたウェブサイトのような大手ではなく、他に存在します。

そのような悪徳ポルノサイトは非常に多くのアクセスを集めていますが、中にはすぐに頓挫し、いつのまにか影も形もなくなってしまうというケースが往々にして見られます。これは要するに「出る杭は必ず打たれる」という法則によるもので、インターネットの世界ではよくある現象です。平たく言えば、これらのことに関して常に眼を光らせ、見つけようものなら即刻インデックスから除外する、といったGoogle様の処置があるからだと私は考えます。

このことは私達、アダルトユーザーにとってどのような影響があるのか？
それ自体がデメリットなのか、あるいはさほど気にすることでもないのか。
もしかしたら、あなた自身、このことについて何らかの形で思うところがあるのかも知れません。

私の個人的な考えでは、今現在の状況をそこまで深刻に捉える必要はないと思っています。
その理由はいくつかあります。

これが私の率直な意見です。私自身、インターネットを利用してアダルト動画を楽しむようになってから、もうかれこれ２０年以上の歳月が経過しています。この長い経験から、私は結果的に様々ことを痛感してきました。
その中の１つが、まさに「ダウンロードした動画は、せいぜい２度、３度視聴したら、それでもう終わり」という事実があります。
そう、所詮がエロ動画、されどエロ動画です。映画やドラマなどであればいざ知らず、成人向けのアダルト動画など”結局は、対して価値のないもの”といえます。

エロ動画を楽しむ目的は「気持ちよく射精」するためであって、映画やドラマのように数カ月後や数年後にその動画のことをふと思い出して、当時のインパクトや感銘を記憶の底から引き出しながらその作品をふたたび鑑賞するなどということはほとんどないかと思われます。正直な話。

あなたにとって、その動画に出演しているAV女優が極限的なまでに魅力的であろうと、またその作品自体が自身の性に対する欲望を存分に満たしてくれる内容であろうとも、結局はすぐに「飽きがきてしまうはず」なのです。たいがいの場合は、動画内の超絶にエロティックな一場面、あるいは他にあまり類を見ない濃厚なシーンなどで一気に精液を放出してオナニー終了、となるはずです。

当然ながら、そこであなたは動画プレイヤーを閉じるか、さもなければモニターに映し出されているブラウザのタブを×印で閉じてしまうはずです。
あなたも知っての通り、男性の性欲機能、すなわち睾丸を軸にしてのメカニズムなど単純なもので射精して満足してしまえば、その後はすぐに思考が切り替わってしまうものです。

マスターベーションが目的のために、アダルト動画を鑑賞し終えたあとはYOUTUBEなどで一般的な動画を楽しむかもしれませんし、そうでなければアダルト動画とはまったく別のことに没頭し始めるのかもしれません。
読書、映画鑑賞、プラモデル作り、音楽鑑賞、などなど。それは人によって様々でしょうが、ここで明確にいえることは、その動画（作品）に出演している女優も含めて内容自体が「あなたの頭の中から、ほぼ吹っ飛んでいる」ということが上げられるかとも私は思っています。そうではないでしょうか。

たしかに、このことに関しては個人的な価値観やものの捉え方、あるいは趣味趣向などが深く関わってくることなので一概にはいえないのかもしれません。けれども、私は男性ですし、おそらくあなたも男性。同じ「男」のはず（中には女性の方も少数いるのかもしれませんが）

結局のところ、せっせかせっせかと自分のパソコンのハードディスクに動画をダウンロード保存を試みたところで、それは言うなれば時間の無駄であって、あなたにとっての「貴重な時間」をほとんど無益としているも同然なのです。

目まぐるしい勢いで次から次へと新作が打ち出されるアダルト業界。他の作品に目移りするのはまず確実

アダルト業界、すなわちDVDなどの光ディスクも含めて動画作品そのものは新作が発表されるサイクルが非常に早い。そのスピードは、もはや疾風怒涛の勢いといっても決して言い過ぎではありません。実際、大手アダルトメディアのFANZAでは連日１０タイトル以上の作品が更新・アップされています。
新作動画が発売される勢いと並行して、新人AV女優の出現にしても然り。毎日、少なくとも２～３本の「デビュー作品」が更新・アップされています。「新人AV女優」というワードそのものに、あなた自身がどこまで拘りがあるのかは定かではありませんが、容姿の好みという点で考えるのなら、ほぼ無限大であちらこちらのAV女優に眼を奪われてしまう、といった現象も多々あるはずです。

上記のようなことを踏まえて考えれば、有料会員制のアダルトサイト利用について「動画ダウンロードシステム」の有無など、もはや拘る必要性などほとんどないといえます。
アダルトの世界に限らず、インターネットが完全に普及した現代はスピード社会です。
ちゃちゃっとその場で動画を再生して内容を楽しみ、そして気持ちよく射精。これがもっとも効率の良いアダルト動画の楽しみ方です。

テクノロジーの発達とともに、時代は常に変化しています。
悶々とした性欲を満足させるために、自分の時間無下に消費する必要などありません。